現金出納帳って面倒?

皆さん、現金出納帳はきちんとつけていますか?
最近は、紙に記入するのではなく、領収書を見ながら会計ソフトに直接入力し、作成している方も多いと思います。
どちらでもかまいませんが、問題なのは、どのくらいの頻度でその作業を行っているかです。

小売業などで、現金の出入りが多いところは、毎日現金出納帳をつけ、残高の確認をしていると思います。
でも、他の業種だと、日々は経費の出金だけというところも多々あります。
そうなると、毎日つけるのではなく、一週間まとめてだったり、二週間、もしくはそれ以上まとめて・・だったりするかもしれません。
それはそれで、仕方のない事なのかもしれませんが、処理されていない領収書が溜まっていくと、もう見るのも嫌になり、
気づけば一ヶ月どころか、何ヶ月分も現金出納帳が作成されていない事になりかねません。
そして、決算前に必死につける・・・。
そうなると、どうなると思いますか?
現金残高が、全然合わなくなるのです。
帳簿上、現金残高がマイナスになったり、もしくは何十万も手元に残っていることになったりするのです。
領収書がどこかに紛れてなくなってしまったり、個人で立替えて支払ったのにメモがないため忘れてしまうため、全然合わなくなるのです。
日にちが経っているので、その時点で領収書を探したり、思い出すのはかなり大変です。

私自身も、ついつい後回しにしてしまい、三週間分溜まった事もありました。
その三週間分の入力が、結構面倒だったりします。
なので、毎週末には必ず一週間分をつけるよう、意識しています。
そうすると気分が心なしかすっきりします。
そして、月末には通帳も締めて、売上なども集計すると、今月の成果がすぐに分かります。

慣れるまでが少々大変ですが、慣れてしまえばなんてことありません。
さて、今日で9月も終わります。
現金出納帳が溜まっている人は、さっさと処理し、気分もすっきりと10月を迎えましょうね。